農家でないのに農地を買えた事情
地面に堆積した枯れ草や枝の処分を進めました。
切り株も、できるものから掘りだしていますが、まだまだたくさんあります。
石もゴロゴロです。農地と言っても、田んぼだったところに土を入れて畑にした後、本格的に耕したことはなく、父がキウイなどの果樹を入れて遊ばせていたからです。
農地としてしか売れない土地ですが、農地としてすぐに使えるとはとても思えません。
作業をしていると、通りがかった近所の畑の方が声をかけてくださいました。
「農家でないのに、なぜ父が農地を買ったのか、変な欲を出したのじゃないかと思っている」と、ついこぼすと、当時の農業委員会が自分たちの利益のために、角地のいいところは自分達に残して、他を手を挙げた人間みんなに売ったんだよと教えてくれました。
昔はきっとそういうことがまかり通っていたのでしょう。今更文句を言える相手はいません。
Before(2022/1/3)